vmwareまとめ

2017.4.25

「vmware server 1.0.7」から「vmware server 2」へ

久しぶりに、VMWare の更新をしてみたところ、いつの間にか管理画面が Web 化されていました。

早速、起動してみたいと思います。

ローカルで Tomcat を動かさないといけないっぽいようなので、お手軽さが失われているような気もします。

hostname:8333 は不正なセキュリティ証明書を使用しています。
自己署名をしているためこの証明書は信頼されません。
(エラーコード:sec_error_ca_cert_invalid)

いきなりこんなエラーではじかれてしまいました。

Firefox の場合なら以下のような順番で例外を追加。

  1. [ツール(T)] – [オプション(O)…] – [詳細] – [暗号化タブ] – [証明書を表示(S)…] から「証明書マネージャ」 を起動。
  2. [サーバ証明書タブ] の「例外を追加(X)…」をクリック
  3. URL に「https://hostname:8333/」 と入力し、「証明書を取得(G)」をクリック。
  4. 「セキュリティ例外を承認(C)」をクリック。
  5. 証明書マネージャに戻ったら、「OK」をクリック。

再度、アクセスしてみると、こんなログイン画面が表示されるので、コンピュータの User と Pass を入力しましょう。

すると、見たことあるような感じの画面が出てきます。

すごい!

その後、作成済みの VM を選択して実行ボタンをクリック。

さらに、「Console」タブの中に埋め込まれている、「Open Console in a New Window」をクリック。

よく見かける画面。

でも、この画面を起動しなくても、ブラウザで VM の実行をした後は、バックで VM が動いているようで、Putty とかの端末で接続して使えるようです。

今回の更新で、実行までのお手軽さが減ってしまったような気もしますが、今後とも使って行きたいと思います。

しかし、最近の Web 画面は随分リッチになっているなと。

仕事で使用している問題管理のシステムも Web なですが、これと同じくらいのリッチさがあります。

今後は、こういう、クライアントアプリを埋め込んだような Web サービスが増えていくのでしょうか。

VMWare のゲスト OS からホスト OS の物理メモリを使うようにする方法

メモリの値段がかなり安くなってきていて、4GB 位搭載しているマシンが増えてきました。

そんな時に、VMWare のメモリをホストマシンの物理メモリに載せないのは非常に勿体無いので、有効活用する方法。

設定は非常に簡単で、1分くらいで設定が完了します。

VMWare イメージの設定ファイルをエディタで開く。

まずは、VMWare のイメージを置いてあるディレクトリを開いてください。

そこに、debian.vmx のような「.vmx」ファイルがあります。

これを、何でも良いのでエディタで開きます。

メモ帳でも大丈夫です。

vmx ファイルを書き換える。

debian.vmx ファイルを開いたら「mainMem.useNamedFile」ような記述があるので、そこを以下のように編集します。

修正前

mainMem.useNamedFile = "TRUE"

修正後

mainMem.useNamedFile = "FALSE"

これで VM を起動すればホスト OS の物理メモリを使用するようになっているはずです。

VMWareFusion2 で CentOS5.4(32bit)をインストールするときの注意点

僕の環境では、CentOS の 5.4 を SCSI の仮想ディスクにインストールすることが出来なかった。

また、VMWare で IDE の仮想ドライブを作ろうとすると、一癖あって厄介だったのでメモ。

仮想ディスクを SCSI ではなく IDE にする

SCSI を指定して作成された HDD にインストールしようとすると、「ドライブが見つかりません」と言う Window が表示されて、うまくインストール出来ない。

VMWare の GUI からハードディスクの設定画面で、「-」をクリックし、ハードディスクが何も無い状態にする。

しかし、この状態ではゴミが残った状態になっているため、次に同じ名前で作成しようとすると、勝手に SCSI にされてしまうため調子が悪い。

なので、直接 vmdk ファイルを削除してあげると良い。

ターミナルを起動して VM のディレクトリに移動する

cd /Users/hoge/Documents/Virtual Machines.localized/cen.vmwarevm

ディレクトリの中を「ls」してみると GUI から削除したはずのディスクが残っているのがわかる。

MacBookPro:hoge% ls -l
total 2712
-rw++++++-@ 1 hoge  staff  327680  4 30 22:00 cen-s001.vmdk
-rw++++++-@ 1 hoge  staff  327680  4 30 22:00 cen-s002.vmdk
-rw++++++-@ 1 hoge  staff  327680  4 30 22:00 cen-s003.vmdk
-rw++++++-@ 1 hoge  staff  327680  4 30 22:00 cen-s004.vmdk
-rw++++++-@ 1 hoge  staff   65536  4 30 22:00 cen-s005.vmdk
-rw++++++-@ 1 hoge  staff     537  4 30 22:00 cen.vmdk
-rw++++++-@ 1 hoge  staff       0  4 30 22:00 cen.vmsd
-rwxr-xr-x@ 1 hoge  staff    1454  4 30 22:00 cen.vmx
drwxrwxrwx  3 hoge  staff     102  4 30 22:00 cen.vmx.lck
-rw++++++-@ 1 hoge  staff     258  4 30 22:00 cen.vmxf

vmdk ファイルを削除する。

% rm -f *.vmdk

この状態で改めて GUI からハードディスクの設定で「+」を押して IDE のディスクを作成する。

これで上手くいく。