要約を書くときのポイントをまとめてみた

2018.4.16

なぜ

仕事でもブログでも、体験したことや感じたこと、思ったことを限られた時間の中で人に伝えるとき、要約する能力が必要になります。
人に伝わるわかりやすい要約文章が書けるようになると、仕事の幅がぐっと広がります。

要約するときのポイント

良い要約と悪い要約についてまとめたいと思います。

悪い要約。

良い要約。

簡単ですが、この様なポイントが抑えられていると良い要約、悪い要約になります。
良い要約にするためにもう少し工夫すると、、、

感想を書きがちになりますが、まず、事実を書きましょう。感想を書くのは最後の行にでも書けば良いです。
要約を求めている人は、その人の感想じゃなくて知りたいことの内容を短い時間で知りたいのに、ひたすら感想を読まされ続けるのは苦行です。

引用についても、引用元を明記するのは当たり前ですが、引用文と自分の書いた文の適度なバランスが必要で、大半が引用だけで構成されているような内容では良い要約とは言えません。

引用する場合は、これくらいの量までにとどめておきましょう。

良い要約が書ける人の特徴

ドラマや漫画の要約を読んでいると、うまい人にはいくつかの特徴があります。

良い要約の条件を満たすためにこれらのスキルを使って書かれていることが多いです。
こういう人が書く文章は要約文に限らず、読みやすい物が多いのだと思います。

人気小説家の中にも、簡単な日本語を使って書いている人もいます。簡単な日本語を使って書かれている文章は、老若男女誰にでも読めますし、外国語への翻訳も簡単になります。
グローバルに要約を展開する人は少ないと思いますが、せっかく書くのだから、小難しい日本語を使って特定の人にウケる文章よりも、多くの人に好んでもらえる文章に仕上げた方が、世の中のためになると思います。

要約の単位

元ネタがある程度の規模になってくると、一度に 1 記事でまとめ上げるのは難しくなってきます。
何度も、前の内容を読み返したり、見返したりする必要が出てきて要約するための労力がものすごくかかります。

要約の経験が少ない場合は、なおさら時間がかかって途中で嫌になってしまうこともあると思います。この負担を少なくするための簡単な方法が下記になります。

全体の内容が短い、たとえば 30 分程度で内容を理解できるような内容であれば、1 つの記事でまとめてしまうのが良いと思います。何巻に分かれていたり、ドラマのように第 ○ 話のように話ごとに分かれている場合もあると思います。こういった場合は、話ごと、巻ごとに分けて要約すると簡単にできます。

また、面白い要約の方法として映画やドラマ、漫画であればある特定の人物に絞って要約するのも、面白いと思います。特定のキャラクターが好きな人にとっては、需要のある内容です。
自分が思い入れのあるキャラクターであれば、1ファンとして自分にとっても読み手にとっても面白い内容になりそうです。

他にも、よくあるパターンが、「○○○ の名言をまとめてみた」という内容のまとめです。
こういったまとめ方も、案外需要が多かったりしますので、チャレンジできそうなものがあれば、是非チャレンジしてみてください。

まとめ

最後に、要約のポイントをまとめておきたいと思います。

それでは、良い要約/文章を書けるよう頑張っていきましょう。