ブログを静的サイトジェネレーターで運営するメリット

2018.5.22

はじめに

CMSではなく静的サイトジェネレータの紹介です。 最近徐々に流行ってきているようで、これから始めてみたい人の参考になればと思います。

静的サイトジェネレーターとは何か?

一言でいうと、テキストからHTMLを生成できるプログラムです。

有名どころでワードプレスというコンテンツマネジメントシステムがありますが、これと比べると、、、

という特徴があります。

ワードプレスを簡単に説明すると、あるURLにアクセスすると、プログラムがデータベースの中から、URLに該当するデータ(記事)を取得し、プログラムがHTMLに変換して、ブラウザへ結果を返しています。

静的サイトジェネレータの場合は、あらかじめ自分のパソコン内で記事を書き、HTMLを生成してWEBサーバにアップロードしておく形になるため、あるURLにアクセスしても、データベースからデータを取得することもなければ、プログラムがHTMLを生成することもなく、URLに対応するHTMLファイルをそのまま、ブラウザへ返しています。

インターネット黎明期にはワードプレスのようなものがなく、自力でHTMLタグを駆使してWEBサイトを作成していましたが、結果的には、同じ状況になっています。

データベースへのアクセス、プログラムによる変換が行われないため、WEBサーバのパワーをほとんど使わず、高速に動作するのが特徴です。

古くて新しい。そんな仕組みです。

こんな人にオススメ

ワードプレスやその他のブログサービス、CMSに比べて少しだけ技術的な好きするが必要になります。

それほど高度なものではないので、プログラミングやサーバーに抵抗があまりない人なら、割とマッチすると思います。

どうしてもテキストエディタで書いて、そのまま公開したい人にもマッチすると思います。

静的サイトジェネレーターのメリット

メリットとしてはデータベースを使ったブログシステムで気にしないといけないことが、気にしなくてよくなる点です。

ワードプレスとの比較になってしまいますが、ブログの改竄やハッキングのことを考えると、セキュリティーパッチは常に最新しておかないといけない。

みたいな強迫観念や、長くブログを続けていると、記事が増えたり、アクセスが増えたりしてきて、ブログの動作が遅くなり、わかる人にお金を払わないと高速化できないなどの課題が出てきたりします。

それほどアクセスが集まっていないようなブログなのにレンタルサーバー代を毎年、数千円から数万円払っているということもあるでしょう。

これらの課題は静的サイトジェネレーターを使ったサイト運営であれば、ほとんど解決、もしくは気にしなくてよくなります。

まず、プログラム、データベースが動作していない時点で、大半のセキュリティーリスクから解放されます。

ただのHTMLを表示しているだけなので、月100円程度のレンタルサーバーで必要十分なパフォーマンスが出せます。

それこそ、ワードプレスをチューニングした状態と同等かそれ以上のパフォーマンスです。

ここからは、個人的なメリットになりますが、

もし、私と同じ趣向の人がいたら「おお」となるかもしれません。

文字を書くにあたっては、いつ落ちるか、固まるか分からないブラウザより、普段使いなれたテキストエディタを使って文字を書きたいんです。※visual studio codeを使っています。

そして、書いた文章はバックアップしたいし、変更したところが何処なのか、後で調べたいシーンがあり、プログラムを管理しているバージョン管理システムを使いたい。

自分のパソコンの中にすべてのデータが残っているという、安心感。

リッチテキストエディタじゃなくて、マークダウンなどの記法を使って書きたい。

利用するシーンは少ないけれど、ネットが無くても書きたい。

という、欲求をうまく満たしてくれました。

静的サイトジェネレーターのデメリット

私にとっては、ベストな静的サイトジェネレータにもデメリットはあります。

静的サイトジェネレータにも種類があって、

などがありますが、おすすめはHugoです。

PWA対応のGatsbyも試したことがありましたが、記事数が多くなってくると生成までに時間がかなり掛かるようになりました。

1000記事ほどテストしたら、何分たっても終わらないなど、もう少し熟成されてからの採用したほうが良さそうです。

HUGOであれば、1000記事程度であれば数秒で生成されますので、全くストレスになりません。

Go言語というコンパイル型のプログラミング言語で作られていることの強みでしょう。

静的サイトジェネレーターでブログを運営するためのスキル

最低限必要なスキルだけ書いておきます。

静的サイトジェネレーターでサイトを公開するまでの流れ

簡単に、サイトを公開するまでの流れを書きます。

  1. レンタルサーバを借りる
  2. ドメインを取得する
  3. 静的サイトジェネレーターをインストールする
  4. 静的サイトジェネレーターの設定を行う
  5. 記事を書く
  6. 静的サイトジェネレーターでHTMLを生成する
  7. 生成されたHTMLをレンタルサーバーにアップロードする
  8. 終了