インプレ DUELアーマードF+PROを使ってみたら良かった

2019.7.9

その昔、この手の系統のラインを安からと使っていたことがありましたが、きしめんになったり、毛羽立ちがすごかったりと、いい思い出がありませんでしたが、どうも、この手のコーティングラインが気になってしまうようで、ちょうど今使っている PE ラインの交換タイミングになったので、再びチャレンジしてみました。

パッケージには PRO 書かれているだけあって高級感

DUELアーマードF+PRO

この手の商品は、新感覚だとか高コストパフォーマンスだとかをうたっていることが多いですが、この商品はプロであると主張しています。

そして、安心と信頼の日本製。

とはいえ、1 号 200m で定価 4200 円。

実売で 3000 円を軽く下回る金額でこの品質のものが手に入るのはとてもありがたいです。

数値だけ見るとめちゃくちゃすごいというわけではない

DUELアーマードF+PRO

1 号で MAX19lb、MAX9kg、太さ 0.18mm というのを見ると、他社の PE ラインと比べて強いというわけもないですし、フロロやナイロンと比べて細いというわけでもないですが、市販さ入れている PE ライン 1 号と比べると多くのラインと同程度の性能は持っていると思います。

4 本編み以上 8 本編み以下程度の性能でしょうか。

もちろん、メーカーによって強度はまちまちですので、絶対ではないですが。

太さは、弾丸ブレイド X8 の 1 号と比べると少し太いように思いました。

ですので、弾丸ブレイド X8 から巻き替えた時に、少し下巻きを減らさないとスプールから溢れ気味になりました。

ツインパワー XD に巻いてみた

DUELアーマードF+PRO

イエローが眩しい。

メインラインは派手な色が好きですので、このイエローはありだと思います。

出来れば、オレンジ、ピンク、グリーン、ブルーなどの明るめカラーで 1 号 200m のラインナップがあるとありがたいです。

ツインパワー XD とのマッチングもなかなかよいのではないでしょうか。

ノットは FG ノットじゃなくても良さそう

カテゴリ的に PE ラインになると思っていたので、リーダーを接続するノットは FG でと考えていましたが、何度かノットを組んでみて、どうもやりにくいと感じました。

作業をしている感覚的には、フロロかナイロンに近い質感を感じたので、これはもしかするとモノフィラメントラインだと考えてノットを組んだ方がいいのではと思い、トリプルサージェンスノットの 4 回回しバージョンでリーダーを組むことにしました。

リーダーに 6 号ナイロンを結束して、その先にスナップをユニノットで結束した状態で根掛したのですが、しっかりスナップとの結束部分で切れていたので、強度的にはユニノット以上の強度が出ているようなのでこれは十分かなと思います。

ちなみに、交換前の PE ラインが弾丸ブレイド X8 の 1 号を同じくナイロン 6 号に FG ノットで結束したときには、PE ライン側が切れていたので、メインライン側の強度も十分あると思います。

アーマード F+PRO は MAX19lb と記載されていますが、これは案外安定して 19lb 付近の強度が出せているのでしょうか。

巻き癖が着くらしいけど飛距離はどうなのか

たしかに巻き癖はつきます。

この性質も、モノフィラメントラインに近いと思いますが、これが通常の PE ラインよりも飛距離が落ちる原因につながるとはいえなさそうです。

表面はフロロでコーティングされているため、ガイドやリールのスプールエッジの滑りがよいため、飛距離に貢献できると思います。

また、PE ラインに比べて若干比重が高いため、風が強いシーンではわずかに糸ふけが抑えられるため、トラブルレスにつながると思います。

デメリットはあるのか

今使っている感じでは、耐久性、飛距離、使い心地において十分満足していますが、太さが 1 号までしかないところでしょうか。

私がメインで行っている釣りでは 1 号もあれば十分でありますが、もっと強度を求め始めると 1.2 号や 1.5 号が欲しくなってくるかもしれません。