ベイトリールでPEラインを使用するときに気をつけること

2018.5.25

ベイトタックルでPEラインを使う理由

ベイトリールにPEラインを使うシーン。

基本的にベイトリールでPEラインを使う理由はこれくらいです。

これ以外の場合はナイロンかフロロを使ったほうが飛距離も出るし、トラブルも少ないです。

PEラインで得られる感度

PEラインの場合テンションを掛けてさえいれば抜群の感度が得られます。

重たいルアーを遠投してテンションフォールで着底後にすぐにリトリーブを開始したいときというのが分かりやすいと思います。

ただし、糸ふけを作ってラインでアタリを取るような使い方はコシのないPEラインでは殆どできないと思ったほうが良いです。

PEラインはラインのアタリは出にくいがテンションフォールでボトムを取る感度は抜群。

PEラインの浮力を生かす

PEラインはナイロンやフロロよりも比重が軽く、水に浮きますので、トップウォーターを多用する場合、ルアーをクイックに動かせられるメリットがあります。

ナイロンの場合はライン捌きで対応できますが、フロロラインではルアーをアクションさせた後、ステイ中にラインがどんどん水中に沈んで行くため、次のアクションでルアーが変な動きになってしまうことがあります。

トップウォーターとPEラインは相性が良い。

強い糸をたくさん巻く

一般的なルアーゲーム用のベイトリールはラインキャパが少ないです。

12lb100mとか14lb100m、16lb100mくらいの物が多いのではないでしょうか。

20lb、30lbのラインを100m以上巻きたいと思っても巻けないわけです。

こういうときにはPEラインの出番です。

特にソルトウォーターゲームをしている場合、80m以上遠投してシーバスや青物の大物を狙っていくときに12lb100m程度では、80m以上キャストしたあと着水即バイトで数十メートル走られたらラインがすべて出てしまい、最悪ラインブレイクしてしまいます。

PEラインを使えば20lb、30lbを150mも巻けるので、ベイトタックルで海の大物と対峙することに向いています。

PEラインにすれば強い糸をたくさん巻ける

ベイト×PEラインの最大の敵

事前に理解しておかないとひどい目に合うのが、

この2つだけは、予めどうなると発生するのか理解しておき発生を抑えるためのテクニックを使って行かないと、ひどいトラブルに会います。

トラブルによって、せっかくの釣りがトラブル対応に追われてしまうと、「ベイトリールを使うのはやめようかな」となってしまうので、知識をつけてベイトリールでも快適に釣りができるようにしましょう。

知っていればベイト×PEラインも怖くない

ラインの食い込み対策

キャストしたときに何故かラインが高切れする。

これはスプールに巻いた外側のラインが内側のラインに食い込んでロックされてしまっている場合に起こりやすいです。

なぜこういったことが起こるかといえば、ラインにテンションを掛けずに糸を巻いた状態で、ドラグが出るような魚をか掛けたり、根掛かりでスプールに強いテンションを掛けてしまったときに発生します。

ラインが食い込むこと自体は、ベイトリールでPEラインを使っている以上、回避することはできません。

ラインが食い込んだ後のキャスト方法を工夫して食い込みを解除してやります。

方法としては、スプールにテンションを掛けてしまったなと思ったら、次のキャストはフルキャストせず半分くらいの距離をキャストするつもりでソフトに投げてください。

こうすることで自然に食い込みが解消されますので、解消した後、フルキャストを再開してください。

スプールにテンションを掛けた次のキャストはソフトに。

かっくんバックラ対策

何故かPEラインだと発生するかっくんバックラです。※正式名称不明

キャスト前半で急にバックラッシュしてルアーが止まってしまうアレです。

これが発生する原因ですが、キャストが失敗しています。

ナイロンやフロロの場合は多少キャストミスがあっても、軽いバックラッシュになりながら自然に解けて飛んでいきますがPEラインの場合は、ラインにコシがないため、軽いバックラッシュになったら解けずに止まってしまいます。

テイクバックからキャストに移るまでの間にラインに掛かったテンションが途中で抜けているのが原因です。

まっすぐテイクバックしてまっすぐ振り下ろす。

キャストの基本ではありますが、ベイトでPEラインを使うときは、案外途中でテンションが抜けています。

なので、頭上で「の」の字を描くように回転させてキャストしたほうが途中でテンションが抜けにくくスプールの糸が浮きにくいです。

キャストするときは頭上で「の」の字を描け。

PEラインの選び方

テクニックでトライブルの発生を抑えることもできますが、ラインのセレクトで対応する事もできます。

結論から言いますと、

ベイトリールには出来るだけ太くてコシの強いPEラインを巻け。

ベイトリールは、スピニングリールにくらべてキャスティングにおいては細いラインのメリットがありません。

むしろ、太いラインを使ったほうが飛距離が出るしトラブルも少ないということが多くあります。

PEラインを使う場合も同じで、必要なライン量を考えて出来るだけ太いラインをまくようにすれば、糸の食い込み、かっくんバックラを防ぐために役立ちます。

太さの最低ラインはPEライン2号

PEライン1.5号が最低だと言っている人もいますが、これからPEラインを使う人なのであれば、PEライン2号からはじめましょう。

PEライン2号の強度があれば、シーバスがPEライン1号標準だと考えると、よほどの大物でも来ない限りまず強度不足になることはないでしょう。

巻量としては150mもアレば十分かと思います。

80mキャストしても残り70mのキャパがありますし、PEライン2号なら30lb~40lb程度の強度が得られますので、よほど強いドラグを搭載しているリールでもない限りフルロックで運用できます。