ベイトタックルで限界まで飛距離を伸ばすときはナイロンラインを使う

2019.3.30

PEラインは限界付近がピーキー

最近のベイトリールはPEラインでもある程度トラブルを押さえられるように作られています。 それは、スプールの軽量化だったりレベルワインドの形状、ブレーキ性能の向上が関係していると思います。

ただ、どうしてもPEラインでルアーを飛ばせる限界を出したいときにPEライン特有のピーキーさが大きな壁になります。 PEラインは腰がなく、モノフィラメントのラインに比べるとバックラッシュの早い段階で糸が噛み込んでラインの放出が止まります。 コレによってラインブレークが発生してルアーロストにつながります。

ルアーを一番飛ばせる状態とは

ベイトリールでルアーをキャストして最大の飛距離が出せる状況はどんな状況でしょうか。 コレまでベイトリールを使ってきてわかったことは、スプールからラインが浮く寸前から、わずかに浮いた状態が一番飛距離が出ます。 この状態をPEラインでやろうとすると、ブレーキの調整がかなりシビアで少しでも緩めすぎるとラインブレークします。

何個もルアーをロストして最大飛距離が出せるジャストなブレーキ設定をPEラインで見つけ出すのは金銭的にも苦しいと思います。

モノフィラメントラインなら多少浮いても

モノフィラメントライン、主にナイロンラインが比重も軽く飛距離を出していくときには有利です。 理由は、PEラインと比べてラインが浮き始めてからバックラッシュになるまでのコントロール幅が広いからです。 PEラインの場合はラインが浮いた瞬間に高切れしてしまいますが、ナイロンラインであれば多少ラインが浮いても自然に解消します。

また、そのまま放置しているとバックラッシュになってしまうような場合でもサミングする余裕があるので練習によってカバーできます。

つまり、ラインが浮き始めるところの限界までブレーキを設定していけるのです。 キャストしてラインが少し浮いたらブレーキを少し強くし、まったくラインが浮かずブレーキが強く効いていると感じれば少しブレーキを弱めるということが可能になります。

フロロカーボンでもよいのでは

PEラインと比べるとフロロカーボンラインのほうがコントロールしやすいです。 ナイロンラインと比べると比重が高く、スプールの重量が増してしまうので使用するルアーによってはスプールのレスポンスが悪いために飛距離が落ちる可能性があります。 最大飛距離を求めていくときには比重の高さが邪魔になりますので、ナイロンラインを使うということになります。

といった特性がフロロカーボンラインにはありますので、飛距離重視じゃなくてフロロカーボンの特性とマッチする魚種を狙うときにはよい糸です。

まとめ

PEラインの伸びの少なさは魅力的的で、水深のあるボトムを狙うときにはPEラインじゃないと難しい場面がありますが、とにかく遠投したいときにはたくさんのリスクを背負うことになります。

ナイロンラインであれば、糸を浮かせながらブレーキの限界設定を探っていけるので遠投には最高のラインだと思います。

ただし、ナイロンラインは吸水性があるためキャストを繰り返しているうちにラインが重くなってくるので初めから終わりまで同じブレーキ設定で最大飛距離を出していくのは難しいでしょう。

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