ubuntu18.04ltsをインストールした後に行った設定

2018.5.22

はじめに

開発用サーバとして ubuntu18.04lts をインストールした後に行った設定の記録です。

インストールで困ったこと

iso ファイルをダウンロードしてきて、インストールを進めていたのですが、言語を日本語にして進めていると途中でコケます。

後から、English を選択して進めると、パッケージの自動アップデートをするかしないかを選択するところでコケていました。

そのうち修正されるだろうと思いますが、日本語でインストールがうまくいかない人は英語を選択すると良いです。

IP アドレスを固定

ubuntu18.04lts を入れる前は、ubuntu16.04lts を使用していました。

インストール時は DHCP で行い、インストール後に固定 IP へ変更していましたが、設定方法が変わっていました。

昔のバージョンでは下記のファイルを編集していました。

sudo vi /etc/network/interfaces

編集内容。

iface ens160 inet static
address 192.168.1.10
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.1.1
dns-nameservers 192.168.1.1

今回のバージョンでは下記のファイルを編集します。

念の為、バックアップしておきます。

# バックアップ
sudo cp /etc/netplan/01-netcfg.yaml /etc/netplan/01-netcfg.yaml.org

# 編集
sudo vi /etc/netplan/01-netcfg.yaml

編集内容。

# This file describes the network interfaces available on your system
# For more information, see netplan(5).
network:
version: 2
renderer: networkd
ethernets:
    ens160:
    dhcp4: no
    dhcp6: no
    addresses: [192.168.1.248/24]
    gateway4: 192.168.1.1
    nameservers:
        addresses: [192.168.1.1] # 複数指定する場合は[,]で区切って書く

編集が終わったら下記のコマンドを実行して反映します。

$ sudo netplan apply

設定された内容の確認。

# IPアドレスの確認
$ if addr

# ゲートウェイの確認
$ route -n

apt のリポジトリを国内

インストールのときに English を選択していたので、当然かも知れませんが、パッケージの向き先がhttp://us.archive.ubuntu.com/になっています。

今回は、http://ftp.riken.jp/Linux/ubuntuに変更してみたいと思います。

# 編集前のバックアップ
sudo cp /etc/apt/sources.list /etc/apt/sources.list.org

# http://us.archive.ubuntu.com/ubuntu/を置き換える
sudo sed -i.org -e "s%http://us.archive.ubuntu.com/ubuntu/%http://ftp.riken.jp/Linux/ubuntu/%g" /etc/apt/sources.list

編集が終わったら update して接続先が変わっているか確認します。

sudo apt update -y
sudo apt upgrade -y

コンソール上に、http://ftp.riken.jp/Linux/ubuntuに接続している内容が表示されればOKです。

このサイトにミラーサイトがまとまっています。

japan でページ内を検索すれば、目的の箇所にたどり着けます。

https://launchpad.net/ubuntu/+archivemirrors

この後

この後は、使用するパケージをインストールしていくことになります。